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2009年1月 8日 (木)

週刊法律新聞 (1791号/法律新聞社)
 

恒例の弁護士新春アンケート。

印象に残った判決や,今後の裁判員制度の展望など,色々な質問項目がありますが,中でも興味深かったのは,「弁護士のニーズは掘り起こせばまだまだある,との意見をどう思うか」という質問ですね。回答結果は,4割が賛成,6割が反対ということで,反対票が上回りました。

ちなみに,賛成した弁護士の賛成理由は,以下のとおり。

・安彦和子(東京)
「日本国民の裁判制度に対する意識が低く,意識の高まりによりニーズが増加すると思われる。」

・石井逸郎(二弁)
「法的ニーズをローカルとグローバルの視点でとらえることが大事だと思う。アジア,世界の法的ニーズを掘り起こしていくことが大事。」

・木津川迪治(一弁)
「まだまだ弁護士の知り合いを持たない人は沢山います。これらの人々をどのように自分とつなげていくかは,弁護士一人一人の努力次第です。」

・紀藤正樹(二弁)
「その通り。米国の実情が良い例。」

・熊野勝之(大阪)
「裁判官が憲法・国際人権条約の価値を体現した判決を下すようになれば,認容率・認容額も10倍以上になるから。」

・竹井共夫(横浜)
「かなりの努力と時間が必要である。」

・鶴見祐策(東京)
「地方により,多くある。」

・永尾廣久(福岡)
「まだまだ弁護士は市民生活から縁遠い存在です。」

・浜田愃(佐賀)
「弁護士に相談すべき事案を弁護士までたどり着かない人がまだいると思います。」

・福島瑞穂(二弁)
「相談業務などもっとやれるし,領域の拡大はある。また,大学や様々な機関でリーガルな授業をしたらいい。」

・・・いかがですか? これだけ並べてみても,あまり説得力のない回答ばかりでしょ? まさに増員賛成論の底が割れたというものです。


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